2013年5月14日火曜日

ActiveDirectory概要

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今更ながらですが、Active Directoryについて再入門中です。
 

ざっくり要約すると、Windowsパソコンが増えていくとユーザやグループ、コンピュータの管理が必要になるので、それを管理するためのコンポーネントの話です。






概要:

 Windows95発売以降、PCが急速に普及したことで、PCのネットワーク管理が必要となった。

 そのため、WindowsNTのNTドメインを使うことで
 PC、ユーザをドメインコントローラ(以降、DC)で集中管理しようとしたが、
 想定していたよりも管理する規模が拡大しすぎたため、
 大規模ネットワークへの対応を強化したActive Directory(以降、AD)が登場した。

 ただし、ADを構築するにはDNSサーバの設置やゾーン情報の編集が必須となるなど、
 設計、構築、運用、保守の全てにおいて必要なスキル水準が上昇してしまい、
 NTドメインほど簡単ではなくなってしまった。。。

  ※Windows95はクライアントOS
  ※WindowsNTはサーバOS

 その後、OSのバージョンアップに伴い機能はどんどん追加されいっている。



ADの構成要素:

大別すると以下、5つの機能に分類される。
  • ドメイン
  ユーザーとコンピュータの管理単位
  • フォレスト
  DNSの名前階層に基づく1つ以上のADドメインの階層的集合
  • 組織単位 (OU; Organizational Unit, Organization Unitとも)
  セキュリティグループとは別に、ユーザーやコンピュータを管理するグループ
  • サイト
  AD→DC、DC間などレプリケーションしてよいネットワークの範囲
  • マルチマスタレプリケーション
  分散管理されているADのディレクトリデータベースおよびグループポリシーオブジェクトを、
  矛盾なく相互に交換し統合する複製手法
 




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