構成:host1(正)、host2(副)
対象:Windows2003、2008
①host2での作業
・host2でクラスタをオフライン(クォーラムディスクのみオンライン)
・host2でサービスを止める(サービスを手動へ)
②host1で作業
・クラスタサービスを止める(サービスの種類は手動へ)
・DNSを変える(ADが引けるDNSサーバへ)
・ドメインを変更する
・再起動
・グループセキュリティポリシーの変更(AD側で設定していれば不要) *1
・グループの設定変更(AD側で設定していれば不要)*2
・クラスタサービスに設定しているユーザを変更
・クラスタサービスの起動
・クラスタアドミニストレータ画面からリソースをオンライン
③host2で②の作業
*1 グループセキュリティポリシー
■Win2003で必要な設定
オペレーティング システムの一部として機能
ファイルとディレクトリのバックアップ
クォータの増加
スケジューリング優先順位の繰り上げ
デバイス ドライバのロードとアンロード
メモリ内のページのロック
サービスとしてログオン
ファイルとディレクトリの復元
プログラムのデバッグ
認証後にクライアントを偽装
監査とセキュリティ ログの管理
参考URL http://support.microsoft.com/kb/269196/ja
■Win2008の場合、以下も追加
プロセスのメモリ クォータの増加 (SeIncreaseQuotaPrivilege)
セキュリティ監査の生成 (SeAuditPrivilege)
プロセス レベル トークンの置き換え (SeAssignPrimaryTokenPrivilege)
*2 グループにMSCSで使用するアカウントが入っていれば設定追加
Administrators
Remote Desktop Users
※重要
Windows2008のドメイン変更で、クラスタ管理アカウントを使ってサービス起動していると
クォーラムへアクセスできなくなる場合があります。
(クォーラムの中に保存されている情報が不正になっている可能性はある)
クラスタの再構築したので定かではないですが
恐らく、クラスタサービスのログオンユーザをローカルシステムアカウントに変えれば、
サービス起動が可能かもしれませんが、検証したわけではありません。
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